店長ブログ
1.162010
プラチナに出来る巣穴
世の中、善人ズラした悪い奴もいるもんだ。
そんな世の中ではありますが、皆さんこんにちは!
店長です。
今日は量産品のジュエリーに出来る巣穴(巣)のお話です。
巣穴(巣)とは、プラチナやゴールドの中に出来る空気穴のことです。
お家でお菓子なんか作ると、お菓子のなかに空気の気泡みたいの出来ますよね。
あれと同じです。
型に流し込む方法(鋳造、量産品等)で作られている製品のほとんどは
この巣が必ずと言っていいほど出来てしまいます。
もちろん商品として売るわけですから、修正の出来る巣は埋めるなり、潰すなり
表に出てこないように加工されます。
ただ実際に表面を軽く削ってみれば、こんな感じで出てきます。
これは当店の製品ではなく、お持込みの修理品です。
中には、仕上げると凹んでくるものもありますし。
あえて言うなら量産品は、パンみたいです。軟らかいし、空気で膨らんでいるみたい。
中でも持ち込みで嫌なのが、イタリアのバッグや靴、お洋服も
作っている有名メーカーの製品。
このメーカーのジュエリーやアクセサリーの品質は本当に最悪。
金属の中は巣(空気穴)だらけ。綺麗に仕上げても、巣だらけだから綺麗にならない。
イタリー製と言われるけど、イタリアで行われるのは刻印だけですよ。
たぶん。
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アンティーク、クラシックな結婚指輪ございます。
鍛造の手作りで承ります。