店長ブログ

量産ジュエリーの弱点

  今日は量産型のジュエリーの弱点をおさらいします。
  量産ジュエリーは価格を安く抑えるということが出来ますが、
  プラス面だけでなくマイナス面もあります。
  量産型のジュエリーは、主にゴム型と言われる型をとり、
  その型に流し込むようなかたちで製造されます。
  イメージとしては、チョコレートを溶かして、星の型や
  ハートの型に流し込むのと同じです。
  ただこの流し込むジュエリーの製造方法には弱点があります。
  金属の中(指輪等の中)に巣(空気穴)が出来てしまうことが良くあるのです。
  結婚指輪・修理
  上の画像はその空気穴が出てきてしまっています。これは
  当店で制作したのではなく、他店製造の持込み修理品です。
  元もとの製品には、こんな穴は無かったはずですが、少し
  削ると空気穴(巣)が沢山出てきてしまいました。
  通常このような巣(空気穴)は、小さいものは潰して見えなくするか
  ロー材(ジュエリーの溶接材)を流し込んで誤魔化します。
  その為に購入時には空気穴は見えません。
  この指輪も当店で制作したものではないですが、この状態ではあまりにお客様が
  可愛そうなので極秘に修理して上げました。
  それでも他の部分も巣だらけでした。
  量産品の強度が弱いとか、キズになりやすいというのは、この巣が原因です。
  当店は、結婚指輪 ゴッチャ で検索下さい。
  クラシックな、アンティークな感じのジュエリーを
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