店長ブログ
6.122020
石枠の周りの枠を作る
店長です。
前回は、18金ゴールドの伏せこみ(福輪)の石枠(石座)を作りました。前回のブログ≫ こちら
今回は、石枠の周りに巻く枠を作ります。
こんなイメージのオーダーメイドリングを作っていきます。
18金ゴールドは、こんな延べ棒を延ばしたり曲げたりして作っていきます。デザインは、フリーハンドで描いている部分もあるので、ざっくばらんとした図面になることは、お客さまへも伝えたうえで描いています。丁寧にデザインを描きすぎると、コストが余計にかかりることをお互いに理解しているのでみたいなことです!
石枠周りの枠も巻きました。
つなぎ目は、石枠と同じところに持ってくるのが理想です。ここまで3コの枠を巻いていますが、3個とも同じ個所でのつなぎ目というのが、肝です。ローが再度流れ出てしまったとき等に、お互いがお互いのローで補ってくれるみたいなことをしてくれます。
裏側です。
理想は石枠と枠の間は、隙間の無い状態です。ロー付けをすることを考えて、段差を付けて、ロー付けすることになります。
伏せこむ爪部分になる石枠は、爪になる部分の厚みを考えて、先にヤスリで削って、シリコン等で下処理をしましょう。外側の枠が少し大きくなってしまった際は、糸鋸をいれて枠を微量に小さく調整しましょう。
ルビーを石枠に入れて、雰囲気としてはこんな感じですね。外側の枠の上面をやすりで平らになるように削っています。
以上 今日もお疲れ。