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オーダーメイドジュエリー作りの続き

店長です。
オーダーメイド作りの続きです。
前回ブログ ≪ では、ここまで出来ました。

ルビーのオーダーメイドジュエリー

この後、ヤスリでぷっくりと可愛い形を削り出して、その後、溶接(ロー付け)を行いました。ここでもその後の作業のことを考えて、18金ローでロー付けしました。うちでは、18金ロー ⇒ 14金ロー ≫ 10金ロー を使っています。
ローというのは、溶接材みたいなもので、18金と18金を溶接すのには、最初に18金ローで溶接(ロー付け)していきます。次に取り付ける18金パーツは、14金ローで溶接(ロー付け)します。その次に取り付ける18金パーツは、10金ローで溶接(ロー付け)します。18金ローから高い温度での作業となりますので、使う順番があります。
なので、10金ゴールドの製品の修理に、18金ローを使いますと、10金ゴールドの製品自体が溶けてしまいます。

オーダーメイドジュエリー

石枠と石枠周りのベースが出来ましたので、ここからはリング(アーム、腕)等の制作に取り掛かります。18金の四角い延べ棒を延ばしていきます。必要な寸法まで18金地金を延ばしていきます。

オーダーメイド・リング作り

ここではリングのアームと、石枠の下に付く台座を作ります。クルリンパ♪と集中しまして、ここまで作りました。

18金ゴールドのオーダーメイド

これが台座とリングです。この際の台座は少しテーパー(角度)をつけて巻くのと、高さに少し余裕を持たせて作るのが肝になります。リングは、18金で厚みがあるので丸めていくのもそれなりに大変です。この後、リングを真円にして、側面も真っ平にしていきます。
その後、台座が出来たら台座をリングに挟んで、溶接していきます。

リング作り・オーダーメイドジュエリー

台座とリングを挟み込んで、ロー付けした後の画像です。
挟み込んでなんて言いますと簡単そうに思えますが、台座の楕円にそって、溶接部分を合わせて、高さや平行、斜めってないか、リングのサイズも大丈夫か等、色々と神経を擦り減らして、ようやくロー付けしています。

今は、オーダーメイドジュエリーもパソコンでCADデータ(図面)で作っちゃうところが多いので、こんな作業できる職人風の人もほんとに居なくなってきたんじゃないでしょうか。CADで作るのもいいかも知れませんが、海外のジュエリーのインスタグラム見てると、まだまだきちんと職人が作っている工房も多いです。アメリカやロシア、イタリア、ドイツ等では結構きちんと手で良いものを作っています。
ま~~文化も違うし、品物の出来上がりや雰囲気や温もり具合が違いますけど、日本てほんと利益しか追求しないななんて思います。海外はデザインも追及して、職人がきちんと誇りをもって作業している感じです。日本は、50代くらいの優れた職人はまだいますけど、30代の優れた職人はぶっちゃけ居ないかも知れませんね。下働きするところが、そもそも無いですからね。。残念ですけどね。。

っていう感じで、今日もお疲れ様です~

 

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