店長ブログ
1.152020
続・オーダーメイドの結婚指輪
店長です。
令和二年、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
新年は、6日より仕事始めとなりました。
ですが、ウインドウズ7 をアトリエで使っている関係で、それらのパソコンデータの引っ越し作業等を、2~3日やっておりました。昨日14日で、マイクロソフトのウインドウズ7のサポートが終了とのことですが、皆さんパソコンの方は大丈夫でしょうか。
さてさて今日は、
先日も制作風景でご紹介していますが、オーダーメイドの結婚指輪の制作の続きです。
女性側は、18金イエローゴールドにて制作。男性側は、ハードプラチナ900と、18金イエローゴールドの2色のコンビ品となります。
先日のブログでは、ここまでの話をしました。
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▲の状態になった際に、お客様宅へこの作りかけの結婚指輪をご郵送しまして、サイズ確認をして頂いております。特に2色のコンビ品は、ご納品後のサイズ直しはあまりおすすめ出来ませんので、この時点でのサイズ確認は非常に有効なものになります。
ハードプラチナの細いリングは、ゴールドリングの横に溶接(ロー付け)していきます。この溶接(ロー付け)は、プラチナとゴールドになるので説明が難しいのですが、中々骨の折れる作業になります。
何か難しいかを簡単に言えば、
熱を入れていく際の金属の温度の上り具合が違うということや、金属の特性が違うというところでしょうか。
スマホで撮っている関係で、溶接(ロー付け)の風景は無いんですが、溶接(ロー付け)も無事完了しました。その後は、鑢(やすり)で蒲鉾(カマボコ)型に削っていきます(男性側)。女性側は平打ちと言われる平たいタイプに削っていきます。職人用語では、ヤスル なんて言い方もします。
このヤスル際に、お客様とご相談したリング幅や厚みにしていきます。
なんか2色コンビの結婚指輪って、これだけでも綺麗ですよね!やすりは、荒井のから中目、細かいのまであります。この画像は細かいやすりをかけたところですね!この後、この細かいやすり跡をシリコンで研磨していきます。
シリコンで、下磨きしますとだいぶ金やプラチナの艶が出てきます。この結婚指輪には、ダイヤモンドがそれぞれに入ります。
男性側には、1ピース。
女性側には、3ピースのメレーダイヤを入れます。小さいダイヤモンドのことを、メレーダイヤ等と言います。
メレーダイヤを留めるところには、
下穴をドリルで開けます。上の画像でも結婚指輪に下穴があるのがわかりますよね。ここへダイヤを留めていきます。
この続きは、また次回ですね!
以上 お疲れ!
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